突然だけど、2週間程前に借りた図書館の本。返却期限が明日に迫ってる事に今日気が付いた。やべっ
お盆休み挟んだから、貸出期間がちょっと長めで油断してた。慌てて読み進める1日になりました。
色々借りたから天使さんに『何から読んだら良い?』と聞いてみた。
今回の本は吉原珠央著『チャンスも幸せも手に入れている人のやわらかい「品」の見せ方』。
私流の簡単要約:親しみと安心感が感じられる人柄をベースにして自然な品性を纏うことで、様々な人とのご縁が開けてくるよ!具体的にはこんな心遣いが出来ると良いよね!を具体的に書いてくれている一冊。
イメージコンサルタントの著者なので、女性のビジネスパーソンにも参考になるかもしれない。
個人的にマナー本関係って、もともと著者の品が良い事も相まって(その方面のプロだものね)たまに『お里が知れましてよ』感がそこはかとなく感じられる時がある。要は取っ付きにくい。
振る舞いはプリンセス、中身は時折ゴリラが潜んでいるタイプの私は、本によっては苦手だったりして読むときはかなり著者を選ぶ。
忖度なしに言うとギリ許容範囲だった。
文章ごと上品。もうちょいマナーに心を配ってほしいタイプへの指摘も柔らかめ。
比較的読みやすかったです。
そんな本書、これ知れただけで読んだ価値あったなと思ったトピックがあって、それは
むやみに人に「アドバイス」をしないメリット(本書3章)。せっかくなので感想がてらご紹介。
人から相談された時、色々聞かされたり、中には『どう思う?』なんて答えを求められたりする。
『どう思う?』なんて言われたら、何らかの形で自分の考えを述べないと…!という気にもなるんだけど、そこが落とし穴。
実際のところ、相手は話を聞いてもらいたいだけだったり、共感して励まして欲しいだけだったりする事が多い。私も確かにそういうときあるわ。
そうして落ち着いた状態で、相談者本人が折り合いをつけたり、自分で決めたりするのが、一番理想的な形ということ。結局決断は自己責任だものね。
ということは、答えを求められて聞き手の主観や経験から答えても、それは相談者にとって超どうでもいい可能性が高い。
むしろ『どう思う?』って聞いてきて、『大変だったんだね…』という、いや答えになっとらんがなみたいな返しでも『そうなんだよ〜』となって相談者にとってはそれが正解の場合もある。
基本的に内容に対して答えなくて良い。聞き手がもし答える事があるなら、『私はこう思う/考えるんだけど…』というアイメッセージを使って対処法の一例を伝えるのがベターとのこと。
そもそも相談内容も相手の主観と客観が混ざってるから、伝聞情報からこちら主観のアドバイスとかいう高度な事は超出来ない。カウンセリングのプロでもない私がやるならおこがましさが出るまである。
家族の相談や話を聞いて、聞いてもらって、何度も失敗してきた私なので『マジそれな!!』って心のギャルが深く頷いてた。
職場では相談も、お話聞いてほしい系の話も多いから、対処法はあるに越したことはない。ま、職場の人は基本的に話半分だけどね。
でも、大切な人や身近な人程、こうしたほうが寄り添えるならそうしたいし、私もそうして欲しい時がある。
一つ賢くなった本日。明日、本を返しに行ってきます😌
◯おまけ
ちなみに購入検討まで気に入った本。料理研究家リュウジ著『虚無レシピ』
品性だ何だ言っても腹は減るし、ご飯作るのだるい時もある。
にんげんだもの。マリを。
◯参加中!